下腹部痛とは?
|
内臓器が原因のものと女性器が原因のもの、それから、妊娠が原因のものに大別されます。
したがって、病院を受診する場合は、内科、産科、婦人科ということになります。
まず、骨盤の中には尿管・膀胱・腸といった内臓器があるだけでなく、卵管・卵巣・子宮といった女性器があります。
そのため、下腹部が痛いと感じた場合には、上記のように、内臓か女性器に原因があります。
それから、妊娠の兆候としての下腹部痛、妊娠初期に見られる下腹部痛、妊娠中期に見られる下腹部痛というものがあります。 |
下腹部痛の種類と原因
|
<妊娠の兆候としての下腹部痛>
●妊娠3ヶ月(8〜11週)になると、子宮の大きさは大人の握りこぶしほどになり、下腹部に張りを感じるようになります。
<妊娠初期の下腹部痛>
●妊娠22週未満で流産や切迫流産が起こる際、下腹部に痛みや張りが発生します(腰の痛みや出血もともないます)。
流産・切迫流産は妊娠初期で最も気をつけたいことなので、月経が遅れて激痛が走る場合は、すぐに病院へ行くべきです。
また、妊娠5〜6週の頃に下腹部が痛んだり出血した場合、子宮外妊娠の可能性があります。
やはり、月経が遅れて激痛が走る場合は、早めに病院へ行ってください。
<妊娠中期に見られる下腹部痛>
●妊娠22週〜37週の頃に下腹部に張りが出た場合(少量の出血をともなう)、早産や切迫早産の恐れがあります。
休養をとっても張りが治まらず、陣痛のような規則正しい症状が出てきたら危険信号です。
すぐに病院に行ってください。
<女性器(婦人科系)の下腹部痛>
●月経が始まる前
人によってタイプがあり、月経前の数日間だけ痛むケース、月経前の10〜14日間痛みが持続するケース、月経が開始するとすぐに痛みが消えるケース、月経開始で月経痛に移行していくケース、とさまざまです。
●子宮付属器炎・骨盤腹膜炎
発熱し、痛みが急激に悪化していく場合は、この二つの病気が疑われます。
●卵巣嚢腫(のうしゅ)の茎捻転(けいねんてん)
左右いずれかの下腹部が突如激しく痛む場合は、茎捻転の疑いアリです。
<内臓器(内科)の下腹部痛>
●腸炎
嘔吐・下痢をともなう急性の下腹部痛は腸炎の可能性があります。
●便秘
嘔吐や下痢などの症状はないけれど、それでも下腹部が痛む場合、何のことはない、便秘である可能性大です。
●膀胱炎
トイレが近くなり、排尿するさい、チクン、あるいは、シクン、といった痛みがあり、また、残尿感があったら、膀胱炎を疑ってください。
●虫垂炎(盲腸)
右側の下腹部が痛む場合は、虫垂炎(ちゅうすいえん)かもしれません。
●尿路結石
腰から下腹部にかけて強い痛みがあり、また、血尿が見られる場合は、尿路結石の可能性があります。 |
|
|
病院選び
|
全国10万件以上の病院検索サイト「お医者さんガイド」
※※※検索で「診療科目」を指定する場合は「産科」・「婦人科」・「内科」にチェックを。 |