| 疥癬(かいせん)とは? |
ヒゼンダニが人や寝具などを介して感染する皮膚の病気です。
感染性があり、激しいかゆみがあります。 |
| 症状は? |
太股、陰部、手指のやわらかい部分、腹、わきの下などに、小さな水疱(赤いつぶつぶ)、小豆大のしこり、線状の発疹(疥癬トンネル)などができます。
とりわけ、夜、激しいかゆみが出ます。
思わず掻いてしまうので、掻き傷から細菌が侵入し、細菌感染をともなうこともあります。
高齢者など、免疫力の落ちている人の場合、全身に症状が広がることがあります。 |
| 診断は? |
発疹などを調べ、ダニやダニの卵が見つかれば、それで疥癬と診断されます。 |
| 治療は? |
湯ノ花、ムトーハップなど硫黄(いおう)入りの入浴剤で入浴し、
入浴後、安息香酸ベンジル、クロタトミン、硫黄軟膏などを体中に塗ります。 |
| 注意点 |
疥癬は、衣類や寝具などを介してすぐに感染します。
したがって、1人に症状が出たら、家族全員が治療を受ける必要があります。
肌着や寝具など、よく日光で消毒し、こまめに取り替えましょう。
寝具などは、布団乾燥機の殺ダニ機能でもいいです。
掃除機で家の掃除をする場合、フィルター機能のある機種を使いましょう。
※近年、介護の現場において、疥癬や白癬(みずむし)などの集団発生が大きな問題になっています。
こうした症状のあるお年寄りは、入所やショートステイを拒否されるケースがあります。
家で過ごす方はもちろん、こうした施設の利用を希望する方は、早めに、家族全員で、治療を受けましょう。 |