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対人恐怖症の治療・克服

(関連語)赤面症,どもり恐怖症,多汗症

概要

日本に多く見られる病気で、欧米にはほとんど見られません。

日本では、個性的であるよりも、できるだけ目立たず、他人と同じように行動することが、
建前はともかく、実際の生活上は重要視されます。
そのため、他人の目がとにかく気になるのです
この傾向が先鋭化したものが、この対人恐怖症といえます。

多かれ少なかれ誰だって対人恐怖症だろう、と思う人もいるでしょう。
確かにそういう側面はあるものの、「」という言葉がつくように、
完全に病気の範疇に入る際だった症状にまでいたるのが、この対人恐怖症なのです。

多汗症、どもり恐怖症、赤面症など、みなこの対人恐怖症の症状です。
その他、数え切れないほど多様な症状が現れます。

要点は、自分という存在が周囲から浮いてしまっているのではないか、という恐怖・不安です。
この根深い思いが、やがて、自分の体臭に異常なまでにこだわったり、
自分の容姿が他人を不快にさせているのではないか、などと恐れたりするのです。

統計的に、30前後になれば、ほとんど症状がなくなるようです。
つまりは、あまり人目を気にかけず、自分は自分だ、という風に、いい意味で開き直れるのが、
だいたい30前後だということかもしれません。

治療

抗不安薬・抗うつ薬の服用とともに、認知行動療法・支持的精神療法などを行います。

注意点

対人恐怖症の症状は、実は、精神分裂病うつ病の症状であることもあります。
うつ病や精神分裂病でも、人が怖い、と感じる場合があるのです。
したがって、軽いうちから精神科などを受診するようにしてください。

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