適応障害の概要
事件・事故といった特別なことではなく、比較的日常的な出来事でありながら、それにうまく適応できずに、ストレスを抱えつつ、発症する病気です。
どちらかというと、ストレスに弱いタイプの人、傷つきやすい性質の人に現れやすい病気です。
出産、入院、就職や離職、結婚や離婚、といった出来事を乗り越えられなくなります。
精神科(心療内科)に診察に来る人々の約5%が適応障害と診断されます。
適応障害の症状
ストレスが引き金になります。
ストレスとなったその出来事から3ヶ月以内に発症します。
不安、うつ状態、ひきこもりなどが現れます。
身体的な症状として、頭痛、動悸、肩こりが現れることも。
問題となっているそのストレスにさらされると、非常に強い苦痛を感じます。
ただし、その症状は、不安障害や感情障害といった他の障害ほどの症状には至らないことが多いのです。
しかし、だからといって、たいしたことじゃない、というのでももちろんありません。
仕事や学業に支障が出る病気です。
適応障害の診断
特別なテストは必要としません。
医者が患者の過去を慎重に聴き出すことによって診断されます。
そのため、医者の判断による部分が大きくなります。
適応障害の治療と克服
セラピー:
セラピーが有効です。
個人だけでなくグループセラピーも含まれます。
薬:
通常、適応障害の治療に薬は使用されません。
しかし、不安やうつ症状の軽減のために使用されることはあります。
したがって、薬はあくまでも補助的な役割です。
放っておいて自然によくなることもあります。
しかし、受診することで、症状は確実に和らぎ、早く回復します。
原因となるストレスがなくなれば、6ヶ月以内に症状は消えます。
適応障害の病院選び
「心療内科」・「精神科」・「神経科」を受診して下さい。