生命保険/契約のタイミング/「保険年齢」について
生命保険の契約には、タイミングというものがあります。
まず第一に、生命保険は年齢によって保険料が違うということ。
それから、その年齢のカウント方法が、保険会社によって違うということ。
満年齢の会社もあれば、いわゆる「保険年齢」でカウントする会社もあるからです。
ご存じのように、生命保険の保険料は年齢が上がるにつれて高くなります。
もちろん、いったん契約すれば、それ以後の保険料は一定ですが。
でも、いま契約するのと、1年後に契約するのとでは、
1歳分、保険料が違ってきます。
あなたの年齢が1つ上がるからです。
だからといって、保険料を少しでも安くするために、
契約内容は何でもいいから、できるだけ早く契約しようというのでは、
本末転倒になりますね。
といいながらも、やはり、少しでも安い保険料にしたいのは、
これも当然のこと。
迷うところです。
憶えておいていただきたいのは、
年齢の数え方は、保険会社によって違うということです。
「満年齢」で扱う会社もあります。
しかし、「保険年齢」という特殊な数え方をする会社もあります。
外資系といわれる生保は、たいてい「満年齢」です。
漢字系といわれる日本の生保は、たいてい「保険年齢」です。
「誕生日の6ヶ月前から、誕生日の6ヶ月後の1日前まで」という数え方をするのが、
「保険年齢」です。
あなたが、たとえば、「35歳と5ヶ月」であれば、
「保険年齢」は「35歳」です。
あなたが、たとえば、「35歳と7ヶ月」であれば、
「保険年齢」は「36歳」です。
そういうことです。
したがって、あなたが加入を予定している保険会社が、どちらの年齢を採用しているかは、
事前に確認しておく必要がありますよ。
(余談)お葬式を仏教でする場合、お亡くなりになった方の年齢は、
満年齢とズレています。
たしか、1つ多かったと思います。
これは、母親のお腹の中にいた時期を「1」と数えているからです。
すると、この数え方の方が、「満年齢」より、はるかに、生物学的・科学的裏付けがありますよね。
理にかなっています。
生まれた時点で、子供はすでに約1年生きてきたのですから。
0歳児、なんて言い方は、むしろ、不自然です。
「満年齢」こそ、便宜的、ご都合主義的な数え方です。
だから、仏教はエライ(笑)。
「満年齢」、「保険年齢」以外に、
頭に入れておくべきことがまだあります。
たとえば、あなたが、満35歳と11ヶ月+30日であったとします。
つまり、あと1日で、満36歳です。
あなたは保険の契約をしました。
あなたが契約した保険会社は、満年齢でカウントする会社です。
申込書にサインし、押印しました。
この場合、あなたの保険料は、35歳の保険料になるでしょうか?
答えは、No、です。
なぜなら、生命保険では、つぎの3つがそろって、
はじめて「保険開始日」となるからです。
(1)申込書にサイン、押印
(2)告知書or医師の診査
(3)第1回保険料の領収
したがって、あなたが申込書にサインと押印しただけでは、
まだ保険は成立していないのです。
上の3つがそろった時点で満何歳か、
これが問題なのです。
「満年齢」の例をあげましたが、「保険年齢」でも同じことです。
そういうわけで、契約に当たっては、余裕を持ってすることが大事です。
年齢が変わる間際に、駆け込みでやるのは、できるだけ避けてください。
|