生命保険/「定期保険」
「定期保険」は、死亡保障が定められた期間だけ続きます。
「定期保険」の「定期」は、<期間が定められている>という意味の「定期」です。
満期になっても満期返戻金(まんきへんれいきん)等はありません。
掛け捨てです。
しかし、期間の途中で解約した場合、ちょっとだけ戻りがあります。
この保険単独で加入する例はあまりありません。
「終身保険」の項で解説したように、この保険は、ほとんどの場合、「終身保険」の上に乗せる形でプランが組まれています。
下の図がその例です。

では、なぜこのように「終身保険」と「定期保険」を重ねるのでしょう?
その理由は、「定期保険」が安い保険だからです。
同じ額の保障を得るのに「終身保険」よりずっと安い掛け金ですむのです。
というのも、「終身保険」にある積み立て部分が「定期保険」にはありません。
だから、その分だけ安くなるのです。
死亡保障は本人のためにではなく、後に遺された人のためにあります。
一家の生計の担い手がまだ若い場合、もし死んだら、後に遺った家族は、その後の長い人生、莫大な生活費が必要になりますね(特に子供の養育費・教育費)。
けれども、若い人はまだ収入が低いのが普通です。
このように、収入が低いが、しかし死んだときの保障もたくさんいる、こうした需要を満たすために考え出されたのが、上の図のようなタイプなのです。
このタイプを「定期付終身保険」といいます。
近年の日本社会は、以前のような、いわゆる「標準家庭」という概念がかなり怪しくなってきています。
「夫婦+子供2人」で、収入も右肩上がりに上がっていき、離婚率も低い、といった以前の形はもはや「標準」ではなくなりつつあるようです。
そういう意味でも、環境や自分自身のライフスタイルに変動が生じた場合、保険の見直しも必要になるのです。
上のような「定期付終身保険」に現在入っている方は、つぎの点をチェックしてみて下さい。
1) 毎月の掛け金にムリはないか
2) 「終身」と「定期」をあわせた死亡保障の額が適切か
3) 「定期」の部分は何歳から何歳までか
4) 特約がついているとしたら、どんなものがついているか
かりに3つの特約(入院、がん、特定疾病)がついていたとして、それらの保障期間は、それぞれ何歳から何歳までか
以上を、上の図を参考にして紙の上に書いてみて下さい。
|