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★★★妊娠したいと思ったら(健康チェック・生活の見直し・排卵日など)★★★

まず健康チェックをしましょう

赤ちゃんが欲しいと思ったら、まずは自分の健康をチェックしておきましょう。

妊娠から出産にかけて、女性のからだは「一大プロジェクト」といってもいいほどの大仕事をするのです。
たとえば、あなたがこれまで不規則な生活を送ってきた場合、知らず知らずのうちに病気の種をからだのどこかに植えつけているかもしれません。

また、規則正しい生活を送っていた人でも、性感染症のようなものに感染している場合もあります。
さらに、家族の中に糖尿病の人がいる場合、妊娠を期に、あなたも糖尿病にかかる確率が高くなります。
風疹の抗体を持っていない人は、予防接種を受けておくべきです。

自分で行う健康チェックには限界がありますから、病院の検診を受けておきましょう。
費用面を考慮すると、一般検診は会社とか自治体でおこない、婦人科検診を病院で行うといいでしょう。

婦人科検診には、子宮頸がん検査、おりもの検査、超音波検査、感染症の検査、血液検査(貧血・梅毒・腎機能・肝機能)などがあります。
お医者さんと相談して、特に心配なものを重点的に受けると安心です。

もしも性感染症にかかっていたら、当然、避妊をしつつ、治療してください。
また、子宮筋腫にかかっていることが判明したりすると、妊娠が難しくなるケースもあります。

なお、風疹の予防接種をした場合は、最低3ヶ月は避妊しなければいけません。

これまでの生活を見直す

もしもあなたが何かの薬を服用していた場合、薬の成分を再確認しておく必要があります。

お腹の胎児に悪い影響を与える性質=催奇形性(さいきけいせい)があると報告されている薬を飲んでいることがわかったら、服用をやめると同時に、その薬が体の中から出ていくまで、避妊を続けるべきです。

ペットなどからトキソプラズマがうつらないように注意しましょう。

ついやってしまいがちなミスとして、胃の調子が悪いからといってレントゲン検査を受けるケースです。
あなたが妊娠していなければ、何の問題もありません。
でも、気づかないうちに妊娠していて、そこへレントゲン検査をしたら、お腹の胎児に悪影響が出ます。

タバコを吸っている人は、これを機会にやめてください。
あなたが吸う吸わないは、もちろん、あなたの自由です。
でも、これから産まれてくる赤ちゃんは、あなたのものであると同時に社会の宝でもあります。
というより、そもそもニコチンには不妊を招く要素があるのです。
受動喫煙も含めて、しっかりした自覚を持ってください。

よく知られているように、激しい運動・スポーツは体脂肪を急激に減らします。
その結果、排卵が停止してしまうことがよくあるのです。
したがって、赤ちゃんが欲しい、妊娠したい、と思ったら、おだやかなゆったりした暮らしを心がけましょう。

ストレスのたまる生活を続けていると不妊になる確率が高まります。

妊娠と排卵日

妊娠の始まりは排卵日の前後数日に限定されます。
では、その排卵日はどうすればわかるのでしょう?

それには、まず、基礎体温の移り変わりを知ることが必要です。
基礎体温とは、安静にしているときの体温で、一般的には、朝起きてすぐ、基礎体温計を口に入れて計測します(基礎体温計は、普通の体温計よりさらに微妙な温度変化をとらえられます)。

この基礎体温を、毎朝、基礎体温表に記入してください。
続けていくうちに、折れ線グラフのようなものができあがります。
すると、ある傾向に気づくでしょう。

体温が低いとこにとどまっている時期と、高いところにとどまっている時期がわかると思います。
(もちろん、個人差があります。しかし、まずは一般的な基礎知識として頭に入れてください。)
排卵日とは、体温が高い時期に変化した場合の、その手前にくる日のことです。
つまり、低い体温の時期の最後の日、ということになります。
一般的には、この最後の日だけ、特に体温が下降します(低い時期の平均よりさらに低くなる)。

しばらく基礎体温表をつけていれば、こうした自分の周期がわかるようになるはずです。
そして、この排卵日の前後数日が妊娠に適した時期ということになります。

では、妊娠はどうすればわかるのでしょう?
それは、体温の高い時期が続きっぱなしになることでわかります。
つまり、まだ妊娠していない場合は、体温の高い時期が2週間ほど続いてから、ふたたび体温の低い時期にうつっていくのに対し、低くならずに、高いまま続いていくのです。

さて、基礎体温と排卵日にかんする以上の説明は、あくまでも平均的な傾向を記述したものです。
当然個人差があります。
たとえば、初潮(初経)の始まる時期には、およそ10年の開きがあります。
それほどに、女性のからだはデリケートで、まさに十人十色というべきでしょう。

けれども、多くの経験者の声にあるように、基礎体温表をつけ続けることで、妊娠に向けて気持ちがどんどん高まっていきます。
自分のからだにより関心を持ち、いたわる気持ちが芽生えてくるのです。

いずれにしても、上の説明のようなはっきりした区別が付かない人は、病院を受診してください。

高齢出産と若年出産

いまあなたが30代後半なら、若年出産の話をしてもあまり意味がないと感じるでしょう(もうおそい)。
また、あなたが10代なら、高齢出産の話はあまりに他人事めいて聞こえるでしょう(まだはやい)。

でも、いちおう頭に入れておいて欲しいと思います。

高齢出産とは、医学的には35歳以上の出産のことをいいます。
ちなみに、40歳前の出産を「駆け込み出産」とも呼ぶようです(何というネーミングでしょう)。
高齢出産のいいところは、一般的に、父母ともに経済力があること、生活経験が豊富で精神的な豊かさや安定感があること、などです。
反対に、あまり思わしくない点は、帝王切開の率が多いこと(とても)、妊娠後に妊娠中毒症になりやすいこと、赤ちゃんに染色体異常が発生しやすいこと、お産が長引く遷延分娩(せんえんぶんべん)になりやすいこと、そして、そもそも卵子が古くて妊娠しにくいこと、などがあります。


若年出産とは、15歳以下あるいは18歳以下の出産のことをいいます。
若年出産で問題になるのは、父母共に、経済的に不安定で、精神的にも未熟な場合が多いことです。
また、胎児の死亡率が高いこと、発育不全におちいりやすいこと、などが指摘されています。
高齢になればなったで問題がありますが、早すぎても、子宮や卵巣・卵子が未熟なことから、いろいろ問題が起こります。
出産(初産)年齢に関するデータ
初産の平均年齢ですが、1980年には、26.4歳でした。
2003年には、28.6歳に伸びています。

平均は上の通りですが、近年は、30歳〜34歳の出産がじわじわと増加しているのが特徴です。



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