概要
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エイズ(AIDS)の正式名は、「後天性免疫不全症候群」です。
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)が人間に感染すると発症し、身体中の免疫機能がどんどん低下していきます。
すると、本来かからないはずのカリニ肺炎などの弱い病原菌による日和見(ひよりみ)感染を起こします。
いったん感染しても潜伏期間が長く(10〜15年)、こうした感染していながらまだ発症していない人のことをHIVキャリアーと呼びます。 |
症状
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感染しても、まれに咳や発熱がある程度で、ほとんど自覚症状がありません。
長い潜伏期間(10〜15年)が経過した後、初期症状として下痢、リンパ節の腫れ、体重減少などが現れてきます。
それから、カポジ肉腫、カリニ肺炎、サイトメガロウイルス感染症といった日和見感染にかかります。
やがて、HIV脳症と呼ばれる痴呆症状が出ることもあり、これが発症したまま放っておくと、1〜3年で死亡します。 |
原因
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HIV(ヒト免疫不全ウイルス)による感染です。
このウイルスは、血液・精液・膣の分泌物などを媒介として感染していきます。
すなわち、セックス・麻薬の回し打ち(注射器)などにより、非感染者の粘膜や傷口に侵入するのです。
母親が感染している場合、赤ちゃんに感染することがあります(母子感染/赤ちゃんへの感染率は30%ほど)。 |
診断と治療
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感染のおそれがあったら早めに検査を受け、陽性が出たら、予防的治療を始めます。
抗HIV薬(プロテアーゼ阻害薬)と2種類ある逆転写酵素阻害薬を併用した治療法があり、これによって免疫力の低下が抑えられ、日和見感染する人が減少しています。 |
注意点
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予防として、セックスにはコンドームを。
複数の人とセックスする習慣のある人は、定期的にSTD検査を受けてください。
感染していることがわかった人は、感染症科のある総合病院や大学病院で受診するように。 |